運命の人(107)

いつもありがとうございます。
お目汚しですが・・・
お付き合いいただければ幸いです・・・。






≪ここから≫

リビングへ足を踏み入れると・・・

「「司おせーよ!」」

すっかりソファーでくつろいでいる総二郎とあきら。

「うるせーよ!」

自分ちみたいにくつろいでいるこいつらに青筋が立つ。
同じようにくつろいでソファーに寝転んでいる類が

「へ~司・・・そんなに強気に出ていいんだ。」

ボソリとつぶやかれたそのセリフに、ぎょっとして
・・・また・・背中に冷たい汗が流れた・・・。


牧野・・・?


リビングに牧野の姿がねえ・・・

キョロキョロとつくしを探す司に

「落ち着けよ。牧野は茶の用意してくるってキッチンにいってるよ。」

あきらの一言で、胸をなでおろした。
牧野がやっぱ怒ってんじゃねーかと気が気じゃねー・・・。

そわそわと落ち着かない気持ちを持てあましたままソファーにドカリと腰掛けた。

「で、どうだったよ。美女との一晩は?」

つくしが居ないのをいいことに総二郎が昨晩のネタで茶々を入れる。

明城のジジイの昨晩の事を思い出し瞬間湯沸かし器の様に頭に血が上る。

「殺すぞ総二郎。」

お~こわこわと総二郎は肩をすくめて怖がるふりをする。


そんな司の低い声に慌ててあきらが

「まあまあ司、今日は明日からの為にみんなこうして集まってんだ。早く話しようぜ?」

いつものように仲裁に入る。

「でも俺、牧野が傷ついたことは許せないんだけど。」

類が横目に司を見やりながらボソリといつもの調子で口を出すと、滋まで

「そうそう」

と更に司を煽る。

「あ?俺は何もしてねーよ!!」

司が切れて殴りかからんばかりだ。

「司!類!お前らもいい加減にしろ!!」



普段温厚なあきらが声を荒げるとみんなバツが悪くなり押し黙った。

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